月別アーカイブ: 2013年9月

ラッセン

飲んだ帰り道、酔っ払いながらさっきまで一緒に飲んでいた友人とLINEでやり取りをしていたときのこと、いつしか話題はTogetterの記事に関する内容になりました

その内容が興味深いのではないかと感じたもので友人の協力を得てブログに貼り付けることにしました

ただ、内容はあくまで気が置けない友人とのやり取りで、公開を前提として言葉を選んでおりません

刺激的な表現もありますがご了承の上お読みいただけると幸いです

 

古屋正成 http://togetter.com/li/569712これ面白いです
fujiwaratakuro 奈良ってなんかジブリを馬鹿にする松本みたいだな
古屋正成 奈良さんとラッセンを並列されるのは僕でもイライラしますよ
古屋正成 前にも聞いたことあるかもしれませんが、タクさんはラッセンをどのように捉えてます?
古屋正成 リンク先にある本「ラッセンとは何だったのか?」は読んでみたいです
fujiwaratakuro インチキ芸術販売に体よく利用された気の毒なコンテンツ
っていう感じですね。
古屋正成 作品には何か思うところがあったりします?
fujiwaratakuro 万人向け青いイルカ絵画
古屋正成 アート好きと言ってきて、ラッセンを出されると反応に困るんですよねぇ
古屋正成 彼こそシンプルなニーズ、注文通りに作品を提示し続けて周囲が上手くビジネスした典型例でしょうね
ただARTの本流とは外れた存在だとは思いますが
fujiwaratakuro まさにインチキ芸術販売に体よく利用された気の毒なコンテンツなんですね?
古屋正成 うーん、単なる推測ですが彼もノリノリなんじゃないですかね
誤解を招く表現になりますが、ラッセンからアーティストのこだわりというか矜恃を感じないから、奈良さんと並列されるとイライラするんです
fujiwaratakuro あー、そうじゃなきゃ、こうならないかもなー >彼もノリノリ
古屋正成 まさに金稼ごうぜ!というスタンスなんでしょうね
それだけなら否定しませんが、アーティストはやはり挑戦している姿勢が見られないと共感する気になりません
fujiwaratakuro 他人から見て、どう挑戦してるかなんてわかるもんなんですか?
古屋正成 少なくともラッセンはそれを感じさせないですね
言い方を変えると意志が感じ取れないのです
fujiwaratakuro でも儲けてるじゃん
古屋正成 だから、それは否定しません
fujiwaratakuro 儲けてる奴は成功者ですよ?
古屋正成 例えば村上隆、会田誠、奈良美智は儲けている上で挑戦し続けているんです
現状に一切満足していないというかアーティストで有り続けたいのなら立ち止まったらダメですよ
fujiwaratakuro いや、だからラッセンは世間から飽きられる存在なんじゃないですかね?
古屋正成 そうですね
少なくともニュースのない存在ですね
fujiwaratakuro そんなのどんな職業だってそうですよ>立ち止まったらダメ
fujiwaratakuro ならよしともってググってみました。オフィスの同僚の席にあの女の子の絵はがきがいっぱい貼ってるんですね。
古屋正成 それ自体はインテリ気取りがウォーホルのポスターを飾っているのと同意義です
古屋正成 アーティストはやはり価値を創造し続けてこそ存在が証明されると思います
古屋正成 ラッセンは価値は創造したかもしれません
でも、それで留まってしまったことが問題なのではないかと思います
fujiwaratakuro その言葉をそのまま解釈すると、ラッセンは新作出してないんですかね?
古屋正成 新作は出しています
古屋正成 新しさを感じませんが
fujiwaratakuro 出してんの?
fujiwaratakuro あー、青くしてイルカ描くと誰が描いてもラッセンっぽくなりますよね。それはラッセン本人に変化がないから?
古屋正成 いろいろ出してますが、ラッセンという感じですよ
fujiwaratakuro そんな代わり映えしない感じなんですか?
古屋正成 ペンギンとか宇宙もありますがイルカと同じ感じです
fujiwaratakuro ペンギン…宇宙…なんか代わり映えしないっすね
古屋正成 そうですよ
だから感動したと言われるとどう反応していいのか困るんです
とにかくアーティストとしての意志が汲み取れないので
fujiwaratakuro なるほどね
古屋正成 例えばどこかの印刷工場が独自に生み出したなら脅威ですよ
古屋正成 そのうちトゥイートしようと思っていたことですが
よくピカソなどを見て、自分でも描けるといいますよねあれって、カラオケでB’z歌えるぜ!と同義なんじゃないかと感じるんです
fujiwaratakuro うん、同義ですよきっと
fujiwaratakuro ピカソが表現したかった事を無視して真似出来るぜっ!て事だね?
古屋正成 でもラッセンだけなら誰でも描けると思うんですテクニックだけの問題ですから、慣れれば誰でもできます
fujiwaratakuro おお!
わかりやすい!

 

いろいろ感じるところがあるかと思いますが、あくまで酔っ払い同士の世間話で言いたいことを言い合っているだけと捉えていただけると幸いです

 

終盤にある

「よくピカソなどを見て、自分でも描けるといいますよねあれって、カラオケでB’z歌えるぜ!と同義なんじゃないかと感じるんです」

以前から感じていたことですが、答えの出ている作品を見てそっくりに描くというのは誰でもできて当然です

 

では何故誰にでも描ける作品に価値があるのか

アーティストは作品をゼロから生みだしています

そしてそれは世に認められています

 

そこに辿り着くまでには大変な労力が必要です

今度、自分でも描けそうな作品に出会ったときはそれが何故認められているのかどんな狙いがあって生みだされたのか

そんなことに思いを馳せながら鑑賞してみてはいかがでしょうか

新たな発見があるかもしれませんよ

酒場と酔っ払い

先の記事「8月のこと2」で少し追記したいことがあります

中年男性を題材にする理由は記述しました
もうひとつ私の描く作品で多い題材は酒場と酔っ払いです

©済み 常連
私自身はお酒を飲むことは好きだが、いわゆる「酒好き」ではないと自認しています
でも題材として多く描く理由は祖父が串焼き屋を営んでいた関係で幼少期から酒場にいることが多かったからかもしれません

幼少期に酒場で起きる光景や酔っ払いの姿をあくまで冷静に観察していました
「大人って変なの」と、どこか冷めた目で観察していたから大人の世界へ憧れを抱くことなく酒場での現実を眺めていました
しかし、私自身が大人になり「大人の世界」「酒場の光景」の中に溶け込むようになり子供の頃には理解できなかったことが理解できるようになりました
それは1日の仕事を終え、次の日が始まるまでのわずかな時間に許される至福の時間があるということです

至福の時間が必ずしも歓喜に満ちた時間であるとは限らず愚痴や涙に終始することもあります
それでも私は至福だと言いたい
酒は神に捧げるものだから酒を介在した時間というのは神に許された時間ではないかと考えるからです
それは至福以外の何物でもないでしょう
祖父の店に両親に連れられて行っていた幼少の頃、酒場の光景というのは不思議でした
昼間の大人達というのは真面目な顔して仕事をし、子供には教育を施してまさにお手本の存在でした
でも、日が沈み酒場で酒を飲み一日の疲労を癒す大人達の姿は楽しげでもありましたし、ときに子供からすれば目を疑うようなこともありました

祖父の店が終わり両親は常連さんを連れて近くのスナックへ行くこともありました
私はスナックの端でジュースを飲みながら時間を潰していると、酔っ払いに絡まれ怖い思いをしたこともありました
大人になった今でも、酒場でのトラブルに出くわすことはあります

それは楽しくないシチュエーションですし、嫌な気分も味わいます
それでもそんな酒場での光景や酔っ払い達に愛おしさを抱きます

酔うほどにその人の本質があらわになって、より人間味を感じるから酒場や酔っ払いに愛おしさを感じるのだと思います

345c2e05

酒場や酔っ払いについて語りたいことはまだまだありますので、またそのうち改めて記述したいと思います

Togetterの記事より

TwitterのツイートをまとめるサービスTogetterにて面白い記事を見つけたので転載します

愛の多様性:http://togetter.com/li/568664

[2chのスレに触発されて起こった会話 ]
by fujiwaratakuro
まとめ
  • VIPPER速報 : 偽装結婚して5年がたった http://t.co/dkvtHD7YVV

    もうこれまでの価値観では明らかに無理がきてるよな。20〜40年後がより多様であることを願う。大きな組織の操作に対して反抗できるのは良い環境だよ。

  • 芸術の在り方なみに、愛の在り方って多様でいいのに社会では認められないよな。損得で考えても、それを率先して認めたら世界に対して良いアドバンテージを取れるのに…。もったいない。
  • @martin8099 それこそ好き嫌いの話だったり、実益を損なわれたりってことも有るでしょうしね。難しいですよ。例えば好感度ナンバーワンの受付嬢が、実はガチMで毎日ムチの痕付けて職場に来るから上司として困るとか。
  • @fujiwaratakuro ムチ痕あっても好感度あるなら良いんじゃないですかね。とはいえモラルとのバランスは難しいですね
  • @martin8099 それ。そこ。本人達はモラルを守って生きてても、周囲から『モラル欠如』と指摘されたらそれまでだし。
  • @fujiwaratakuro それにモラルを盾にズレたことを堂々と主張するのも出てきますしね
  • @martin8099 うん、そうなんだな。男のパートナーが女性だというのは最低限のモラルだろう!とか言われたら「なんだアブナイ奴か、近寄るのやめよ」ってなっちゃうし
  • @fujiwaratakuro @martin8099 自分と違う生き方、考え方に異常な拒絶反応を出す人が少なくないもんね。乾杯はビールだろ理論とか赤ワインは常温だろとかwあ、酒の話しか出てこんわ。
  • @majoramu @fujiwaratakuro 強要は良くないですが、許容したほうが楽しいと思うんですけどね。
    あ、君にはニューハーフを愛でる才能がある!と言われたときは強い拒絶反応が起きましたけどね( ̄▽ ̄)
  • @martin8099 @majoramu なんで拒絶するかね。でも、仮に凄い絶世の美女が馬をパートナーに選んだら、さぞ世の男は悔しがるんだろうなと思いますね。んで、僕がその美女に「あなた馬を愛する素質があるわね」とか言われたら、発狂するかもしれませんね。その拒絶ならよくわかるな
  • @fujiwaratakuro @majoramu つまり意図しない価値観を押し付けられた場合、人は拒絶反応が起きるわけですね。確かによくわからないものには怖さが沸き起こります。ということは認知度と理解度によって拒絶反応は少なくなりそうですね。
  • @martin8099 @fujiwaratakuro まちんの言うとおり、よく知らない、分からない=納得できない、良いことではないの理論だろうね。ということは器がでかい=想像力が高いとなるのか、イメクラの常連客、世界取れるぜ。

     


    以下感想 

     

    知らないもの分からない事に初めて接した時、自分には関係ないからと拒絶するのは一番簡単な対処方法かもしれません
    ただ、それだけに留まっいては世界は広がらないし今日と同じ明日が繰り返されるだけで面白味がないように感じます
    個人で捉えられている世の中の面白さなんて極々小さいもの
    自分では想像すらしていない自分にとって楽しいこと興味を引くことは世の中にいくらでも溢れていると思います
    そのファーストコンタクトはつい拒絶したくなるような訪れ方かもしれません
    でも、少しでも耳を傾け話を聞いてみれば思いもよらない体験に繋がることのほうが多い気がします

    むしろ、拒絶した場合のほうが損するのではないかと感じるくらいです

    転載元の2chスレでは、旦那さんは同性愛者で奥さんは家事育児したくない結婚したくないで利害関係一致し偽装結婚した夫婦の話でした

    旦那さんは結婚してないと出世も遠のくレベルのオカタイ職業とのことですが、同性愛者でも結婚が認められていれば偽装結婚せずに済んだのか?

    その結婚が認められていても職業的にOKになるまではさらに時間がかかるでしょうね

    GIDの方に話を聞いても社会や世間との折り合いの中で苦しむと聞きます
    セクシャルマイノリティの方と並んで歩いていると、こんな目線を日々浴びているのかと感じましたし、さりげなく避けられるのを感じました
    きっと知らない分からないからの行動でしょうが、いつか接する機会があればコミュニケーションをとってみるとこれまでとは違う価値観と出会えると思います
    未知の価値観に触れるのは人生をより豊かにするはずですから

    今回はセクシャルマイノリティを例にしましたが芸術に触れるのもまた未知の価値観に触れる良い機会ですし、ふと思い出したときにでもアクションすると思いもよらない体験に繋がるのではないかと思います

8月のこと 2

それはというと。。。

と、勿体ぶった引き延ばし方しておいて申し訳ないのですがアイディアを温め中でしてまだ上手いこと言葉で表現できない状態でぼんやりしています

 

そもそも、なんで私が中年男性ばかり描いているのか

それは何かと世間に煙たがられたりないがしろにされがちな存在だからです

 

特にここ最近は女性ばかりにスポットライトが当てられ幅を利かしていて、なんだか女尊男卑な世の中とすら感じています

それでも彼らは毎日せっせせっせと働きわずかな時間を生かし酒場で明日への活力を得ています

そんな彼らを私は作品を通して肯定して応援したくなったのが大きな理由です

©夢か幻想か

楽しく酒を飲む表情の裏には悲哀と忍耐が隠れています

それでも前を向く彼らに力強い魅力を感じます

特別ではないかもしれないありきたりな事象かもしれない

そんな凡庸に対して光を当てて、それでも人生は美しいと言いたい

 

そんな思いを中年男性を通して表現しています

ですから、私が女性をテーマに表現した場合も似たような角度からのアプローチになると思います

少しずつですが進めております

そのうち発表できる日をどうぞ楽しみにしていてください

8月のこと

年末にあるArt Gent 2013に出す作品を8月に北井画廊さんへ納めてきました

作品について説明しているとオーナーの北井さんが、お茶でも飲みませんか?と出てきたのは一升瓶でした(笑)

作品を眺めていたら飲みたくなってきてしまってね、と嬉しくなることを言われました

 

今回納めたのは「偲ぶ」「過ぎた時」の2作品

©済み偲ぶ ©済み過ぎた時間

 

詳細はWORKSにも既にアップしていますのでご覧になってみてください

昨年末より身内やお世話になった方に不幸が続き私自身、今回の作品タイトルにあるような気持ちになっていたとき、今作のモデルとなった男性にそんな思いを重ねて描きました

男性は感情を表に出すことを良しとされていないせいか、酒場でリラックスしたときふと感情が表情にこぼれるときがあるんですよね

そんな瞬間の表情を切り取ってみました

 

何かと耐えることや我慢することが多い中年男性への賛歌として、中年男性を描き続けています

 

そのようなことも北井さんと話していると、私が女性をテーマに表現したらどんな作品になるのでしょうね?という質問が

実は2通りパターンを考えています

それはというと。。。

 

長くなるので続きはまた改めてアップさせてください