月別アーカイブ: 2014年2月

6月グループ展

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6月に下記グループ展に参加します

The 9th 100 Artists Exhibition at Ouchi Gallery(New York,U.S.A.)

 

この100人展というグループ展は私にとって感慨深いものがあります

2011年の100人展に初めて参加しそれがきっかけとなり個展へと繋がり

その後、イタリアで開催された第6回100人展へもお声を掛けていただきました

 

今年は12月に個展も控えていますので、それに繋がる良いアピールになればと考えています

今から大変楽しみにしています!

 

 

アートコレクターとの一夜

先日、今年初の作品売約が成立し納品へ行ってきました
お客さんとお酒を飲みながらいろいろ面白い話しが聞けたので記事に起こします
そのお客さんとはこれまでも顔見知りではありましたが、正直あまりよく知らない方でした
昨年末にその人とお互い馴染みの店で久しぶり会ったとき作品を買いたいと突然言われたもので非常に驚きました

なぜ買おうと思ったのか謎だったもので納品のときに、そのあたりの背景も聞いてみようとどきどきしながら待ち合わせ場所へ
少し世間話しをして、絵を購入されることはこれまでにもあったんですか?と聞いてみると
「いやぁ、ミレーを買ったのが初めてだったんだけどね。。」
と、そこからどれも興味深く興奮するような話しを聞くことができました

まとめると
その方は大学生の頃にアルバイトでお金を貯めてミレーの作品を購入
ところがお父さんが勝手に売却してしまうも3倍の値になった
それを元手に今度はクレーの作品を購入
またしてもお父さんが勝手に売却するも倍以上の値が
そして元々目的としていたミュシャの原画を購入することができた
いつかミュシャの原画を所有するためにミレーを投機目的で最初に購入
これだけでもダイナミックな話しですが、お父さんの二度の勝手な売却によってドラマチックになりますが。。
なんかすごい話しです

 

バブル期、日本では株感覚で美術作品に投機する人も多かったと聞きます
でもその多くは多大な損失を生み美術市場は冷え切った

海外でもアートコレクターの損得あるようです
何かの本で読んだことですが、購入して得するコレクターの傾向というのは根がアート好きな人が多いとのことでした

そういう人の売買行動は若いアーティストの作品を応援する意味も込めて購入し値段が上がったときに売却
それを元手に新たな若手の作品を購入というようにアート市場に良いサイクルを生み出しているようです

映画にもなったハーブ&ドロシーは典型例かと思います

今回のお客さんもミュシャの原画に辿り着くためにたくさんの画廊に通い研究したとのことで、話しを聞きながら根っから好きな方なんだと感じました
(余談ですが、お父さんとの親子喧嘩はすごかったらしいですよ(^^;) )

 

その方は社会人となった後もコレクション行動は続いて、出張先のヨーロッパでも時間を見つけては現地のギャラリーに足繁く通うそうです
気になる作品を見つけると何度も価格を聞きに行って価格が変動しそうなタイミングを計るそうです
その時、自身が行けないときは代理の人を向かわせるということなので想像以上の執着心にとにかく驚かされました
世界的に有名な建築家と仕事をしたときには対価としてお金ではなく建築家のエスキースを貰ったという話しもありました
粋でかっこいいですねぇ!と私が言うと
だって、そのエスキースが美しくて惚れちゃったからどうしても欲しくなっちゃったんだよ
と、なんとも素敵なセリフが返ってきました
アートコレクターの行動理由というのは人それぞれかと思いますが、その夜は多くの貴重なお話しが聞けて大変勉強になりました
何より作品をお渡ししたとき、子供のように喜ぶ無邪気な表情はアーティストとして冥利に尽きる瞬間でした