月別アーカイブ: 2015年7月

新規開拓か馴染みか

前回の”酒場と酔っ払いの会話”冒頭に記述しました
馴染みの店で酔っ払い達の人間模様を深く追求することが得策なのか
それとも時間を見つけては馴染みのない街へ行き、地域に根差したお店で特色を掴んで材料にするほうが良いものか
どちらも制作の材料になるでしょうし、得るものもあるはずです

テスト

新規開拓の場合、口コミや雑誌で良さそうなお店を見つけて行くのも楽しいですし
用事などで土地勘のない地域へ行ったついでに鼻を利かせて一寸一杯なんてのも面白いですね

私は鼻を利かせて見知らぬお店へ飛び込んでみるのが好きです
当たり外れもあってギャンブルのようなワクワク感がたまりません
もし、ハズレの場合であっても1~2杯で出てしまえば良いので損失も大したことはありませんからね

何より初めてのお店に飛び込んでドキドキしながら、そのお店の流儀というか仕来たりのようなものを常連さん達の様子から感じ取ってみたり、 メニューからお店の当たり料理を推測したりするのが好きなのです

個人的にはお店の人にオススメを聞くのは好きでありません
お店側がオススメできないものを置いているわけがありませんからね
特に小さな店舗でこの質問をするとムッとする店員さんもいるので、やはり注意が必要な質問ではないかと思います

でもどうしても聞いてみたいときは似ているけど角が立たない質問の仕方があります
「こちらのお店でこれは食べておけ(頼んでおけ)という料理ありますか?」
こうやって聞くとすんなり、そのお店の名物を聞くことができますのでオススメです

@ハッピーアワーⅢ

私が酒場と酔っ払いをテーマに制作しているのが認知されてきたのか、最近は周囲から私の作品に出てくるような雰囲気のお店を勧めてもらえて嬉しいかぎりです

先日も友人が勧めるお店へ行ってきました

シャリキンという飲み物はご存知でしょうか?、私は初耳でした
その謎の飲み物シャリキンを求め行ってきました

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これがシャリキン
シャリキンとは、キンミヤ焼酎を凍らせたシャーベット状のキンミヤをいいます
焼酎を凍らせることによって氷を入れずに飲むことが出来るので薄まらないまま味わえます

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確かにシャーベット状になっています

 

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今回はシャリキンレモンサワーをいただきました
好みの濃い目で味わえたので大満足でした

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お店に置いてあったシャリキンについて書かれたウチワ

 

とにかく美味しかったので杯を重ね、時間とともにその後の酒場での記憶は。。

ともかく新規開拓の醍醐味は未知との遭遇ですよね
まだ見ぬ酒に料理、店員さんと常連さんが作りだすその店ならではの雰囲気は何よりの魅力です
都内でも街ごと店ごとに毛色が変わってくるので面白いですね

 

 

酒場と酔っ払いの会話

このところ、どちらが制作に有効となるのか考えていることがあります
いつも行くお店で酔っ払い達の人間模様を深く追求することが得策なのか
それとも時間を見つけては馴染みのない街へ行き、地域に根差したお店で特色を掴んで材料にするほうが良いものか
どちらも一長一短ですし、どちらもやっていったほうがいいのですが時間と懐具合の兼ね合いもありますから。。
そんなことを考えながら気が付くと、いつものお店で2杯目を頼んでいたりします

@宵の始まり
私の酔い具合はスロースターターなものですから2軒目くらいからが本調子で口の滑りも良くなってきます
もっとも素面だとまるで面白くないから早く酔えとまわりから言われもします

@繰り返される日々
口も滑らかになるとお店の人や隣席、常連同士との会話が弾み時間があっという間に過ぎていきます
酒場と記憶
でも記述しましたが酔っ払いの記憶というのはあやふやなもので、酔っ払い達は同じ話しを何度もします
きっと体験したことがある方も多いかと思います

@夜の会議
それでも聞き手も酔っ払いです、聞き手の酔っ払いも当然記憶があやふやです
つまりその会話は以前に(何度となく)されていても当事者同士は(まるで)初めての会話として成立していくのです
「いやぁ、今日はいいこと聞いちゃったな」「オレまたひとつ賢くなっちゃったよ」、こんなセリフを言っても明日には無かったことになっています

だからこそ酔っ払い同士の会話はいつも新鮮さと驚きに富んでいるのです
酒場では水戸黄門のように毎度決まり切ったパターンの会話が繰り広げられていますから、仮に視聴者がいたら退屈に感じるかもしれません
でも当事者達にとっては常に台本のない新鮮なドラマなのです

 

 

ただ、さすがの酔っ払い達もあまりに周期の短い会話には手厳しいようでこんなセリフもよく聞きます
「Aちゃん、それ3分前に話したでしょ。2回目だから気を付けて!」