月別アーカイブ: 2016年7月

至福の時/Time of happiness

©至福の時
至福の時/Time of happiness
2014
Acrylic on panel
803×1000mm

酒場では様々な人が集まる
それぞれ抱えた事情や問題は違う中で色々なドラマが生まれる
ときには愚痴や涙に終始することもある
それでも酒は神に捧げる飲み物だから酒を介在した時間は幸せの時間である

 

 

現在此処/The present here

©現在此処2011
現在此処/The present here
2011
Conte and Acrylic on panel
1030×2184mm

ある酒飲みの始まりから終わりまでを1枚に収めた
絵巻のように右から左へと時間が流れていく
左端で酔い潰れる男の次第に消えゆく断片的な記憶のように儚げに描いた

 

 

いつもの場所/Usual place

©いつもの場所
いつもの場所/Usual place
2014
Acrylic on panel
530×455mm

1日の仕事を終え、疲れを癒し英気を養うためにいつもの場所とメンバーでわずかな時間を過ごす
変化多き日常の中で変わらない光景は安心と活力を与えてくれる

 

忘我/Infatuation

©忘我
忘我/Infatuation
2014
Acrylic on panel
410×318mm

酒を味わうことで疲労や煩わしい感情をこの時だけでも忘れ自分自身を取り戻す
例えそれが仮初めの時間であっても生きるために必要な時間

 

新ページ追加

新しいページを追加しました

【作品の説明】

これまで展示するギャラリーに資料として提出してきました作品の説明をこのページでも載せようと思いまして追加しました
展示会場にいらっしゃった方にも作品の説明をしてきましたがしっかり説明できていたか自信がないところもありますので資料としてもご活用いただければ幸いです

順不同に随時追加していきますのときどきご覧になってみてください

 

 

お酒とは

現在、医者から禁酒を厳命されておりまして
酒場と酔っ払いをテーマに作品を制作する身であるのに、取材(飲酒)に出向けていない状態が続いております

禁酒を受けたときには何を言っているのかさっぱりわかりませんでした
というのは、飲み過ぎが原因で禁酒されているわけではないのですから

ここでくれぐれも留意していただきたいのは
*原因は飲み過ぎではありません

簡単に言うと風邪をこじらせてしまい、それに伴い禁酒したほうがいい症状がでているわけです
はっきりした原因は検査結果が出ないと判明しないので、この程度の説明になります

その間に制作をと思いましても、体調がまだ回復しておらずそこまでは手が回らないのです

そんなわけで、静養を心掛けながら飲酒と制作のない生活を数日しております
が、途端にやることがないというか何をしていいのかわからなくなるものです
考えてみれば、私の行動はほとんど飲酒ありきが前提だったと気付かされました

疲れたり鬱憤が溜まったりすれば、飲みに行き
制作に詰まる、一区切りすればもちろん行きます
飲まない日も後日、美味しく飲むための所作です
酒席の約束があれば、思い切り楽しむために睡眠時間を削ってもそれまでに仕事を片付けます

買い物なんかもその後にどのように飲み始めるかを念頭に入れたうえで計画していることに今回気付かされました
本を読むのも好きなのですがそれも酒場へ向かう合間の電車で読んだり、酔った帰りの電車で読むのが好みなのです

このように考えるといつの間にかお酒を飲むことが自分の中心になっていたのだなと感じます
もちろん、お酒を飲むこと自体が目的ではなく、酒場で出会う人達と楽しい時間を過ごすことが一番の目的ですよ

今では酒場と酔っ払いをテーマに作品を制作しているわけですから、なおさら切っても切れない存在ですよね

この禁酒期間を私にとってお酒とは何なのか、考え捉えなおす良い機会だと思いますので
焦れながら取り組んでみたいと思います

 

ええ、もちろんそれも美味しくお酒を飲むためです

 

思慕/Yearning

©思慕
思慕/Yearning
2015
Acrylic and Resin on SAKE cup
234H×234W×67D(mm)

慶事に用いられる盃に描いた
透明な樹脂を酒に見立て、盃の酒を飲む者が慶事に至るまでの光景を酒に投影させているように鑑賞してもらいたい
この作品で投影されている男性の背中は、いつも大きく頼りがいがあり目指してきた背中
いつしか小さくしぼんでしまったように感じられるものの安心する温かさは変わらない
その背中に向けられる眼差しは感謝の気持ちだ

偲ぶ/In the memory

©済み偲ぶ
偲ぶ/In the memory
2013
Acrylic on panel
727×910mm

記憶の中でしか会えない人がいる、日々に忙殺されようと記憶の人と会う時間は持ち続けたい
忘れることさえしなければ記憶の中で生き続けるのだから

記憶の欠片/Fragments of memory

@記憶の欠片
記憶の欠片/Fragments of memory
2014
Acrylic on panel
333×242mm

深酒の果てに過ごす時間はいつからが夢の中で、いつまでが現実だったのか
例えどの記憶も残らなくても、満足できる時間を過ごしたという確信だけは刻まれる

宵の口/Night fall

@宵の口
宵の口/Night fall
2015
Acrylic and plastic sheet and Resin on Wood SAKE cup
174H×174W×92D(mm)

升は古くより計量のため使われ、祝い事の席でも用いられてきた
また酒場ではグラスの代わりにも使われるため、今作では日常の喜びを升に注いだ
気の置けない仲間と陽があるうちから飲む酒は背徳感による味付けも加わり酒が進む休日の楽しみ
下地が出来上がった頃に楽しい夜の始まりを迎える