ラッセン


飲んだ帰り道、酔っ払いながらさっきまで一緒に飲んでいた友人とLINEでやり取りをしていたときのこと、いつしか話題はTogetterの記事に関する内容になりました

その内容が興味深いのではないかと感じたもので友人の協力を得てブログに貼り付けることにしました

ただ、内容はあくまで気が置けない友人とのやり取りで、公開を前提として言葉を選んでおりません

刺激的な表現もありますがご了承の上お読みいただけると幸いです

 

古屋正成 http://togetter.com/li/569712これ面白いです
fujiwaratakuro 奈良ってなんかジブリを馬鹿にする松本みたいだな
古屋正成 奈良さんとラッセンを並列されるのは僕でもイライラしますよ
古屋正成 前にも聞いたことあるかもしれませんが、タクさんはラッセンをどのように捉えてます?
古屋正成 リンク先にある本「ラッセンとは何だったのか?」は読んでみたいです
fujiwaratakuro インチキ芸術販売に体よく利用された気の毒なコンテンツ
っていう感じですね。
古屋正成 作品には何か思うところがあったりします?
fujiwaratakuro 万人向け青いイルカ絵画
古屋正成 アート好きと言ってきて、ラッセンを出されると反応に困るんですよねぇ
古屋正成 彼こそシンプルなニーズ、注文通りに作品を提示し続けて周囲が上手くビジネスした典型例でしょうね
ただARTの本流とは外れた存在だとは思いますが
fujiwaratakuro まさにインチキ芸術販売に体よく利用された気の毒なコンテンツなんですね?
古屋正成 うーん、単なる推測ですが彼もノリノリなんじゃないですかね
誤解を招く表現になりますが、ラッセンからアーティストのこだわりというか矜恃を感じないから、奈良さんと並列されるとイライラするんです
fujiwaratakuro あー、そうじゃなきゃ、こうならないかもなー >彼もノリノリ
古屋正成 まさに金稼ごうぜ!というスタンスなんでしょうね
それだけなら否定しませんが、アーティストはやはり挑戦している姿勢が見られないと共感する気になりません
fujiwaratakuro 他人から見て、どう挑戦してるかなんてわかるもんなんですか?
古屋正成 少なくともラッセンはそれを感じさせないですね
言い方を変えると意志が感じ取れないのです
fujiwaratakuro でも儲けてるじゃん
古屋正成 だから、それは否定しません
fujiwaratakuro 儲けてる奴は成功者ですよ?
古屋正成 例えば村上隆、会田誠、奈良美智は儲けている上で挑戦し続けているんです
現状に一切満足していないというかアーティストで有り続けたいのなら立ち止まったらダメですよ
fujiwaratakuro いや、だからラッセンは世間から飽きられる存在なんじゃないですかね?
古屋正成 そうですね
少なくともニュースのない存在ですね
fujiwaratakuro そんなのどんな職業だってそうですよ>立ち止まったらダメ
fujiwaratakuro ならよしともってググってみました。オフィスの同僚の席にあの女の子の絵はがきがいっぱい貼ってるんですね。
古屋正成 それ自体はインテリ気取りがウォーホルのポスターを飾っているのと同意義です
古屋正成 アーティストはやはり価値を創造し続けてこそ存在が証明されると思います
古屋正成 ラッセンは価値は創造したかもしれません
でも、それで留まってしまったことが問題なのではないかと思います
fujiwaratakuro その言葉をそのまま解釈すると、ラッセンは新作出してないんですかね?
古屋正成 新作は出しています
古屋正成 新しさを感じませんが
fujiwaratakuro 出してんの?
fujiwaratakuro あー、青くしてイルカ描くと誰が描いてもラッセンっぽくなりますよね。それはラッセン本人に変化がないから?
古屋正成 いろいろ出してますが、ラッセンという感じですよ
fujiwaratakuro そんな代わり映えしない感じなんですか?
古屋正成 ペンギンとか宇宙もありますがイルカと同じ感じです
fujiwaratakuro ペンギン…宇宙…なんか代わり映えしないっすね
古屋正成 そうですよ
だから感動したと言われるとどう反応していいのか困るんです
とにかくアーティストとしての意志が汲み取れないので
fujiwaratakuro なるほどね
古屋正成 例えばどこかの印刷工場が独自に生み出したなら脅威ですよ
古屋正成 そのうちトゥイートしようと思っていたことですが
よくピカソなどを見て、自分でも描けるといいますよねあれって、カラオケでB’z歌えるぜ!と同義なんじゃないかと感じるんです
fujiwaratakuro うん、同義ですよきっと
fujiwaratakuro ピカソが表現したかった事を無視して真似出来るぜっ!て事だね?
古屋正成 でもラッセンだけなら誰でも描けると思うんですテクニックだけの問題ですから、慣れれば誰でもできます
fujiwaratakuro おお!
わかりやすい!

 

いろいろ感じるところがあるかと思いますが、あくまで酔っ払い同士の世間話で言いたいことを言い合っているだけと捉えていただけると幸いです

 

終盤にある

「よくピカソなどを見て、自分でも描けるといいますよねあれって、カラオケでB’z歌えるぜ!と同義なんじゃないかと感じるんです」

以前から感じていたことですが、答えの出ている作品を見てそっくりに描くというのは誰でもできて当然です

 

では何故誰にでも描ける作品に価値があるのか

アーティストは作品をゼロから生みだしています

そしてそれは世に認められています

 

そこに辿り着くまでには大変な労力が必要です

今度、自分でも描けそうな作品に出会ったときはそれが何故認められているのかどんな狙いがあって生みだされたのか

そんなことに思いを馳せながら鑑賞してみてはいかがでしょうか

新たな発見があるかもしれませんよ