美術館での鑑賞「知らないことがあると気になってしまう、後で調べるのは面倒?」

美術鑑賞はアート史、社会背景、アーティストの背景等の予備知識があると作品への理解がより深まり楽しめます

感覚的な鑑賞もこれはこれで楽しめるものですが、一歩踏み込んだ鑑賞の楽しさはまた格別です
だからといって、行きたい展覧会がある→まずは勉強→鑑賞→復習なんていちいちやっていられないですよね
それならば、気になる展覧会があればとりあえず足を運んでください
美術館にはその展示に関する必要な情報が用意されています
館内のエリアによってジャンル分けされ、エリアごとに必要な情報が掲載されています

まずは情報をしっかり読み込み鑑賞するのでも、先に感覚的に鑑賞して後で情報を入れるでもどちらでも楽しめます
私はどちらかというと後者で先に作品をざっと鑑賞しますが、これは好みでしょうね

 

と、ここまでなら何度か美術館へ足を運んだことのある人なら誰でも知っていることですよね
ここからがポイントです
鑑賞の最中にこの作品はどうやって作られたのか?キャプションに知らない用語が記載されている
そんな疑問を抱えたまま通り過ぎていくことはありませんか?
これもその場で解決する方法があります

それは近くにいる学芸員さんに聞くことです
館内で椅子に座っている係の人を見かけたことはあるかと思います
この方は警備員ではなく学芸員で鑑賞中の疑問に答えてくれる有難い存在です

わからないことがあれば素直に聞いてみると時には資料まで引っ張り出して答えてくれます
前回のブログでも記述しましたが
私は誰かと美術館へ行けば、作品について意見を言いながら鑑賞します

現代美術の展示だと特にどのように制作されたのか気になるものです
同行者と推測して意見が割れたときに学芸員さんに声を掛け、時に優越感に浸り、時には予想が外れ敗北感を味わうときもあります

予想を立てて答えを聞く、これだけでも楽しいものです
LOVE展で展示されていたジェフクーンズハートをラッピングした作品はワイヤーで吊るしてもいないのにどうやって自立しているのか不思議でした
ついでに言うととにかく大きいので運搬方法まで気になりました

学芸員さんに聞いてみると土台から太いボルトで固定させ、大きな塊に見える作品は3つのパーツから編成されているとのことでした

思わずその場で唸りました
カラクリを聞いてみれば簡単な答えでも知らなければわからないことはたくさんあります

気軽に聞いてみると思いもよらないことに出会えるので是非やってみてください
当然、ギャラリーでも有効な方法なのでギャラリーで疑問があればスタッフの方に尋ねてみてください

では、次回は「混んでいて疲れる」について記述します

美術館での鑑賞「知らないことがあると気になってしまう、後で調べるのは面倒?」」への2件のフィードバック

  1. ピンバック: 美術館での鑑賞「黙って鑑賞しないといけない?」 | 古屋正成

  2. ピンバック: 美術館での鑑賞「混んでいて疲れる?」 | 古屋正成

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